その2、SLとNXの間に:おいトテ!しっかりしろ!トテー!:あ、あれは木ノ下貴子かなぁ?いや違うな、木ノ下貴子はもっとぼいーん!って感じのはずなんだけどなぁ・・・・ :どうしたんですか?トテさんは・・・ :いかんな・・・・完全にPiaキャロットの引力に惹かれている。どうするか・・・ :どうしようもない引力ですね。 :やばいなぁ、早くしないと会議が大幅に遅れるぞ・・・・は!そうだ!9さん、ちょっと!! :ん?何だ? : (ごにょごにょごにょ・・・・・) :ふむ・・・なるほど、解かった。 :二人共、一体何を・・・・? :ずーっとー♪ずーっとー♪憧れてーいーるー♪ :Heart To Heart!? :きーせーきがー♪はーじーまるー♪ :復活した!!?何かよく解からないんですけど!?何でですか!?教えてくださいよ!? 今回の議題 :さて、今回のACの議題に移ろう。今回のテーマは「NXからのパーツ名称変更とパラメータ変化」についてだ。 :そうですね。確かにSLの全パーツとNXの全パーツは形が同一しているのに名称が変わりましたし、それに、前作にちゃんと存在していたエクステンションのステルスや投擲銃が忽然と姿を消しましたし、その原因を知りたいものですね。 :最もだ。なんであんなことが起きたんだろうな? :考えてみると皆そう思うだろう。コアだってそうだ。一部のコアはNXからOBがなくなり、変わりに格納という補助武装機能がついた。これはもしかするとだが、何か意味があると思うんだ。 :はて?意味があるとはどういうことだ? :教えてくれよ。気になってるんだぜ? :それじゃあここで問題。NXはSLの何年後だ? :そんなの、EXガレージを読んでいれば解かります。 :55年後だろ? :正解だ。 :それが何だというのだ? :そうだね。これじゃあ何がなんだか解からないでしょう?そんじゃあ、お次に質問を出すぞ。 :質問ですか・・・それは一体? :55年間も戦争が出来るか? :なるほど!そういうことか!? :え!?何々!? :解かったんですか!? :教えてくれよ!? :それじゃあ江虎に聞くぞ。55年間も争いをやっていたらどうなる? :それはもう、社員激減、兵器製作による予算不足、人口の減少・・・・・それだけだが・・・ :その通り、例え領土拡大のためとはいえ、企業はいくらなんでも戦争を続けて自らの力を弱めるはずがない。絶対停戦協定があるはずなんだ。 :まあ確かに、 :そのため、この55年間の間は何らかの理由で長期に渡る停戦があったと思うんだ。 :そうですね。 :もしかしたらよ、それってグローバル・コーテックスが消えた事となんか関係があるのか? :はっきり言ってレイヴンはあくまで傭兵だからな。企業間の長期停戦があればレイヴンもACも必要無くなる。そうなれば幾多のレイヴンは足を洗い、コーテックスはAC用パーツを販売中止し、各企業もパーツ製作を停止する。しかも管理AI「DOVE」の暴走も手伝って、コーテックスは自然消滅するだろう。 :そうなんですか、でもそれが名称変更と関係があるんですか? :そうだ!NXで結成されたレイヴンズ・アークや企業はそのままAC用パーツを復刻したのは解かるが、いちいち名称変更の理由が解からんぞ! :そこだ。俺が考えたのはそこなんだよ。俺が考えたところ、鍵を握るポイントは「NX冒頭に起きたナービス社の新資源発掘、そこからのミラージュの軍事侵攻」だと思うんだ。 :ミラージュが? :ミラージュの軍事侵攻が長期停戦の終わりと考えれば、「不意をつかれた」と考えても良いだろう。あまりにも急なことだったのだから企業は早急にMTやガードメカを作った。と同時に、コーテックスに代わる新しい傭兵機関、レイヴンズ・アークの誕生により、各企業はAC用パーツを急遽製作することになる。無論、延期など許されず、それが前作のパーツの機能変化に繋がったと思うんだ。 :それが名称変更に繋がったと? :そうだ。形が同じでも性能が違うとなれば、同じ名前にする必要はない。いや、してはいけないんだ!それに月日は55年も経っているんだ。中には忘れ去られたパーツもあるだろう。ステルスや投擲銃がその例だと考える。 :月日が変われば企業も変わる。そういうことか。 :以上が、俺の推測だ。 :質問があるんですが、良いですか? :ん?何? :さっき「55年の間にコーテックスが自然消滅した」って言ってましたよね?それじゃあNXとLRに登場した「鳥大老」さんは古参レイヴンと呼ばれている訳はなんですか? :そんなの簡単じゃん。鳥大老はコーテックス時代のレイヴンなんだよ。アークに変わり、ACの新しい機能に対抗するために復帰したんだと思うんだ。 :なるへそ、勉強になった! :いや、推測だから・・・・・ |